上司は部下をコーチングできていますか?

質問45:

上司は部下をコーチングできていますか?


解説:

臨床心理学者カール・ロジャーズが提唱した「カウンセリング理論」は、ノンディレクティブ(非指示的)であることを主な手法としています。カウンセラーは「あなたはこうしなさい、ああすべきです」などといっさい言わず、ただ相手の話に耳を傾けるだけです。せいぜい相槌を打ったり、何らかの問いかけをしてみる程度です。それによって本人自身に解決方法を見出せるのです。コーチング理論にもさまざまな考え方がありますが、基本は同じです。

部下を育てるという観点でいえば、今や上司がコーチング理論を勉強するのは常識かもしれません。逐一指導するわけではありませんが、部下がいろいろ話しているうちに自ら解決法を見出せたとすれば、そのコーチングは成功です。

まず上司に求められるのは、部下の相談相手として門戸を開く姿勢です。いつも部下を叱りつけたり、一方的に命令ばかりしている上司に、部下は相談を持ち掛けようとは思いません。職業的役割として、話しやすさを身につけることが必要です。

参考図書:学習する組織(ピーター・M・センゲ)、人はチームで磨かれる(齋藤孝)


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