若い人の相談相手になっていますか?

質問49:

若い人の相談相手になっていますか?


解説:

会社をすぐ辞める若い人たちが増えています。またうつ病の増加も顕著です。こうした人たちを「甘え」「社会性の欠如」と断じ、放置したり、厳しく接したりすれば、彼らは態度をより硬直させるだけです。それは事態をますます悪化させるだけで、チームにとってもマイナスになります。

これを予防するには、むしろ積極的に彼らと関わること、つまりチーム内に話やすいシステムをつくることです。例えば、チューター制度のようなものを設けている企業もあります。一人の若手社員に一人の先輩を組ませ、仕事面のみならずメンタル面の相談にも乗るというものです。若いうちは仕事に戸惑うのは当たり前だから、わかる人に相談するのも当たり前。そんな空気をつくることが目的です。

これによってかなりの改善が図られると思います。それは単に、必要な情報が伝わるだけではなく、その過程で行わるコミュニケーションが、メンタル面のケアにも役立つのです。

ちょっと様子が暗かったら声をかけてみるとか、ときどき昼食に誘ってみるといった配慮だけでも、救われる社員は多いのではないだろうか。

参考図書:学習する組織(ピーター・M・センゲ)、人はチームで磨かれる(齋藤孝)


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