新卒採用の厳しさが増しています。本日は東京商工会議所の「2024年新卒者の採用・選考活動動向に関する調査」の中から、新卒採用の充足状況について見ていきたいと思います。
これによれば、計画以上の内定者数を確保している企業は14.5%に止まり、充足率が50%未満の企業の割合は、前年同時期の調査の33.0%から、41.5%へ増加しています。また、充足率0%の企業も10.2%から16.0%へ増加するなど、新卒採用が厳しい状況にあることが分かります。
【2024年新卒者の採用計画人数に対する2023年12月末時点の充足率】
0% 16.0%(10.2%)
1%~29% 11.5%(7.8%)
30%~49% 14.0%(15.0%)
50%~69% 16.0%(19.4%)
70%~99% 28.0%(32.0%)
100% 10.0%(10.7%)
100%超 4.5%(3.9%)
これに対し、2025年新卒者の採用計画は2024年の計画人数と比較し、以下のような結果となっており、更なる激戦を予想させる結果となっています。
大幅に増やす(50%以上) 6.0%
増やす(20%以上50%未満) 21.9%
同水準(20%未満の増減) 63.3%
減らす(20%以上50%未満) 1.9%
2024年は採用なしだが2025年は採用する 6.5%
2024年も2025年も採用予定なし 0.5%
今春も大幅な初任給引き上げの事例が多く見られましたが、こうした環境を背景に、更に多くの企業が初任給の引き上げを行うことになるでしょう。特に中小企業にとっては、新卒採用が困難な時代となってきています。
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