20代の約7割が副業希望

先般学情が実施した20代に向けた「副業」に関するアンケート調査を行い、その結果を発表しました。副業を認める制度を設ける企業が年々増加する一方、副業実施率は10%に満たない水準で過去3年間横ばいで推移しており、伸び悩んでいる状態ですが、実際には副業希望者は増えているようです。

今回の調査の項目と回答状況は以下の通りとなっています。

(1)勤務先の企業で副業が認められていたら、副業したいですか?
35.6% 副業したい
30.6% どちらかと言えば副業したい
21.2% どちらとも言えない
7.7% あまり副業はしたくない
4.9% 副業はしたくない

(2)転職活動において、「副業可」の企業は志望度が上がりますか?
27.4% 志望度が上がる
31.6% どちらかと言えば志望度が上がる
28.6% どちらとも言えない
4.9% どちらかと言えば志望度は上がらない
7.4% 志望度は上がらない

このように、「副業したい」「どちらかと言えば副業したい」と回答した20代は約7割に上っています。副業を希望する理由として、学情は「本業のほかにもう1つ収入源があると、安心できる」「自分でお金を稼ぐ力を身につけたい」「本業以外でもスキルアップの機会を得たい」「新しい仕事に挑戦し、自分の可能性を探りたい」といった声を紹介しています。

また、転職活動において、「副業可」の企業は「志望度が上がる」「どちらかと言えば志望度が上がる」を合わせると約 6 割の 20 代が「副業可」の企業は志望度が上がると回答しました。その理由として「将来、副業をしたいと考えているため」「重要事項ではないものの、選択肢はあると嬉しい」「副業可の会社は、自由な社風という印象を受ける」といった声が寄せられたということです。

今回の調査では、20代の社会人が「副業」に対してどのように考えているかを明らかにしたものですが、「自由な選択肢を持ちたい」という気持ちのほか、「収入」や「スキル」に対する漫然とした不安が現れているようにも読み取れます。

調査の回答の中には、「本業でしっかりと稼げる状態が理想」「プライベートの時間を削って副業をしたいとは思わない」「今は本業の仕事に専念したい」といった声も上がっており、企業側としては、多様な働き方が浸透する中で、人材を獲得し、定着・活躍してもらうためには何ができるかを検討していくことが求められる状況となっています。


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