若年男性の84.3%が育児休業を取得したいと回答

厚生労働省が公表した令和5年度の男性育児休業取得率は、前年度比13.0%の大幅な伸びを見せ、30.1%となりました。このように男性の育児休業が当たり前の時代になりつつありますが、今後の育児世代となる若年層の意識はどのようになっているのでしょうか?

本日は厚生労働省の「若年層における育児休業等取得に対する意識調査」の速報値から、若年男性の育児休業取得意向を見ていきたいと思います。なお、本調査の対象は、全国18-25歳男女高校生・大学生などの学生若年層となっています。

(1)あなたは、ご自身で育休をどの程度取得したいと思いますか。
■男性
39.4% 取得したい
44.9% どちらかというと取得したい
9.4% どちらかというと取得したくない
6.3% 取得したくない

■女性
66.8% 取得したい
24.6% どちらかというと取得したい
4.8% どちらかというと取得したくない
3.8% 取得したくない

このように若年男性の84.3%が育児休業を取得したいと回答しています。

(2)あなたは、ご自身でどれだけの期間育休を取得したいですか。
■男性
4.5% 1週間未満
8.6% 1-2週間未満
18.0% 2週間-1ヶ月未満
25.3% 1ヶ月-3ヶ月未満
14.4% 3ヶ月-6ヶ月未満
4.9% 6ヶ月-9ヶ月未満
8.3% 9ヶ月-1年未満
9.3% 1年以上
2.1% 1年~2年未満
4.6% 2年以上

■女性
1.1% 1週間未満
1.8% 1-2週間未満
5.4% 2週間-1ヶ月未満
11.0% 1ヶ月-3ヶ月未満
13.0% 3ヶ月-6ヶ月未満
5.3% 6ヶ月-9ヶ月未満
16.6% 9ヶ月-1年未満
24.2% 1年以上
11.1% 1年~2年未満
10.5% 2年以上

育児休業の取得を希望する期間について、男性は「1ヶ月-3ヶ月未満」が25.3%ともっとも多くなっていますが、一方で1年以上という回答も合計で16.0%となっています。現在の男性育児休業取得率の伸びを見ていると、この世代が育児を行う時代には女性の育児休業取得率とあまり変わらない水準になっているのかも知れません。


私たち、表参道althing社労士事務所は、「人を愛し、国を愛し、仕事を愛そう!」の三愛精神を大切にしています。

※当事務所が発行する無料メルマガは、あなたの職場改革に革命をもたらすかもしれません。
興味を持った方は、ぜひ無料メルマガに登録して、2カ月間で職場を変革しましょう!
詳細はリンク先でご確認ください。
https://saitoh-jimusyo.com/team/

関連記事