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当事務所は、小さな会社の社長と従業員をつなげます。
なぜ小さな会社なのか?
その理由は、私のサラリーマン時代にまでさかのぼります。
私が、勤務していた社労士事務所では、大きな会社から小さな会社までをお客様としていました。
事務所は一等地にあり、規模は大きく、体裁は文句のつけようありませんでした。
しかし、大小さまざまの会社を相手にしていると、社内でクライアントの情報は共有されず、大切な書類の管理さえままならない状態でした。
量が増えれば質は落ちる。
まさに、この言葉の通り、私が勤務する会社は、日々大量の業務をこなすだけで精一杯でした。
当然のように、不平不満を言いながらテキトーに仕事をする従業員が増えていき、責任感のある従業員は少なくなっていきました。
また従業員の出入りは激しく、何のキャリアもつけることができずに辞めていった若者もたくさんいました。
私は、こうした状況から決別しようと2011年に独立しました。
「鶏口となるも牛後となるなかれ」
この言葉の意味は、『強い勢力のあるものにつき従うより、たとえ小さくても独立したものの頭(かしら)となれ』ということです。
私は、この言葉のように在りたいのです。
この言葉を体現しているのは、いまこれをお読みなっている小さな会社の社長さんではないですか?
だから、私は、小さな会社の社長の姿に憧れ、小さな会社に特化して最良のサービスを提供しているのです。
国家資格で守られた社会保険労務士といえども、お客様からいただく報酬でビジネスをすることは、一般の中小企業と変わりはありません。
私は、お客様が社労士に求めているサービスを追求しています。
その1つが、「小さな会社の新卒採用」サービスでした。
このサービスは、社労士事務所が、小さな会社の新卒採用を支援するという、極めて単純なサービスです。
お客様の人事部として、学校の就職課(キャリアセンター)に求人票を持っていき、求人をPRしてくるというものです。
このサービス、実は、採用率が90%以上とかなり高かったのです。
独立しても3年続かないと言われている社労士事務所ですが、私は、この新卒採用サービスで何とか持ちこたえることができました。

新卒採用で通った学校のキャリアセンターの方の名刺コレクション
しかし、私にとって、社労士を辞めようかと思う大きな問題が起こります。
確かに、「小さな会社の新卒採用」は、人材を採用するという関門はクリアできましたが、すぐ辞める人が続出してしまったのです。
こんな状況が続くサービスでは、お客様から報酬をいただくのは心苦しいし、社会に希望を抱いて入社してくる若者に対しても申し訳ない気持ちになりました。
何しろ、お客様に満足する結果を与えることができずに、若者はキャリアを身につけることなく会社を辞めていくサービスです。
私は情けなくなりました。
当事務所のサービスが、以前勤めていた会社と同じような結果になってしまったのですから。
私は、これをきっかけに、新卒採用の業務を止めることにしました。
そして、この新卒採用の経験から、『採用後の人の問題を解決できる社労士』『従業員の定着率を上げる社労士』こそが、お客様にとって価値のある社労士であり、私が目指すべき姿となったのです。
そこから一人の先生との出会いがあり、心理学・哲学・経済学・生物学・人間学・歴史・マネジメント・マーケティング等の勉強をして今日に至ります。
経営とは、人が人の為にする人の経済活動である。
この言葉は、先生の言葉で、まさに至言です。
企業は、平凡な人を雇い非凡な結果を出していかなければ、いずれ淘汰されていきます。
しかし、小さな会社では、人材育成に余裕がなかったり、給与面で採用できなかったりと、いつも人の問題に悩まされています。
こうしたお悩みを当事務所は、社長と従業員をつなぐことで解決していきます。
創業から10年以上が経ち、やっと他の社労士事務所とは一線を画す、小さな会社をサポートする社労士事務所になりました。
お客様を小さな会社に絞り続けたことにより、社労士事務所のサービス内容と価格表を統一させることできました。
小さな会社に絞ったことで、同じ悩みを持つ社長が多いこと気がつき、それを解決できる人事労務のコンサルティング商品を作れるまでになりました。
例えるなら、軽自動車専門の乗り方やメンテナンス方法のアドバイスができる社労士事務所です。
話題を変えて、社会保険労務士の業界のことを、少しお伝えしたいと思います。
なぜなら、社会保険労務士と言っても、多くの社長は、どういう業界なのか知らないと思いますので、少しご説明させていただきます。
まず特筆すべきは、国家資格に合格すれば、すぐに独立できる仕事であるということです。
これは起業しやすい利点はありますが、とても危険なことです。
国家資格で守られた社会保険労務士の独占業務は、企業の人事労務の一部です。
当然、個人情報をたくさん扱うので、とても高い倫理観が求められます。
また、人事労務の仕事と言っても、中小企業では総務、経理と一体となっていることが多いですよね。
ということは、社労士の仕事は総務と経理のことも分かっていないと片手落ちになってしまうのです。
私の経験上、社労士が独立して活躍するには、中小企業での総務・経理・人事の実務経験が、最低10年は必要です。
会社全体を知らないと部分の最適なアドバイスは出来ません。
次に、情けないお話なのですが、社労士は税理士の下請けのような存在となっていることです。
先ほど、中小企業は総務・経理・人事が一体となっていると言いました。
この中でも、やはり社長が一番気にしていることは、経理・会計といったお金の問題ですよね。
だから、何か問題が起こったら、まず税理士に相談しますよね。
そのついでに社労士を紹介してもらうということが多いようです。
きちんと社長とコミュニケーションをとってくれる税理士・社労士ならいいのですが、単なる外注先のような先生と契約すると少し危険かもしれません。
私の経験では、中小企業の問題は、お話を聞かないと分からないことが多いからです。
また、私たち先生側でミスした場合、私たちからお伝えしないと、会社は税理士・社労士のミスを知ることはありません。
だから、私たちは、自分のミスを見て見ぬふりをして処理を進めることもできます。
そうした姿勢の事務所が、思いのほか多いと言わざるを得ません。
テキトーに処理することが積み重なって大きな問題になっていくと思いませんか?
小さなミスでも誠実に対応できる先生は、相当の自信とキャリアのある人だといって間違いありません。
当事務所への顧問社労士の変更の際に、『なんでこんなことになっているの?』ということはとてもよくあります。
その原因は、小さなミスが重なっていることと、お客様とのコミュニケーション不足にあります。
単なる外注先のような先生だと、会社は危険な状態になっているかもしれません。
例えば、自分ではハミガキをきちんとやっているつもりが、歯医者さんから見ると歯垢・歯石だらけで、いつ虫歯や入れ歯になってもおかしくない状態かもしれないのです。
こうならないためには、『ここはこう磨きましょう』『この場合はこれを使いましょう』『インプラントは他の先生を紹介します』といった定期的なアドバイスが必要になります。
私たちの、こうした細かなアドバイスは、実務で培った知識と法改正の知識との両方が求められるので、私たちも時間と労力を必要としています。
また、大きな会社で出来ること、小さな会社には出来ないこと、といった見極る力も必要です。
この点も当事務所が、小さな会社に絞っている意義があります。
実際の問題として、労働基準法や法改正は、大きな会社を軸に考えられているので、改正があったら即、小さな会社にもという分けにはいかないからです。
そんなに簡単なことではないですよね?
だから、お客様とのコミュニケーションを大切してくれる先生は、顧問料もある程度の価格にならざるを得ないのです。
当事務所は、サービス内容と価格表がしっかりとありますので、ご安心ください。
今までのお話をお聞きになり、もし、顧問の社労士と、あまり連絡とっていないと思ったら黄色信号です。
歯垢・歯石が溜まり、歯槽膿漏の一歩手前かもしれません。
いますぐ顧問の社労士と連絡をとってみてください。
私、この業界に10年以上いますが、社労士は性根のいい人が多いと思っています。
聞けばきちっと調べてくれます!
社労士業界では、医療関係者の研修と同じように、相当数の勉強会が行われています。
ご縁があってご契約した先生でしょうから、ぜひ連絡をとってみてください。
もう一つ御社に確認してもらいたいことがあります。
あなたの会社の顧問社労士と顧問税理士はお互いに連絡がとれる間柄でしょうか?
これも小さなミスから大きなミスに発展しないために必要なことです。
私たち先生職の人も、当然ながら人間です。
だから、どんなに一生懸命に仕事をしても、ミスしてしまい、お客様にご迷惑をお掛けすることがあります。
小さなミスは、早い段階で処理できることに越したことはありません。
それをいち早く発見できるのは、社労士と税理士がお互いに話せる間柄かどうかです。
だから、これをお読みくださっているあなたには、会社の顧問社労士と顧問税理士はお互いに連絡がとれる間柄かどうか、この機会に確認してもらいたいのです。
ぜひ、確認してみてください。
もっといいサービスが受けられるようになります。
私が、ここまで書いている理由は、人生は一度きりだからです。
二度とない人生だから。
本気になってもらいたいし、成功してもらいたいし、事故に遭わないでもらいたいのです。
私が、こうしたことを書けるのも、10年超のキャリアと、小さな会社にお客様を絞って、多くの会社をみてきたからです。
小さな会社の人事労務の専門家だからです。
もちろん、当事務所は社労士事務所ですので、役所への手続・給与計算・就業規則といった社労士のお仕事をさせていただいております。
しかし、私が10年以上、経営者の悩みに耳を傾けて分かったことは・・・。
社労士業務だけでは、労務トラブルのリスクを軽減することができない!ということです。
例えば・・・、
これらは「労」と「使」の関係があれば、必ず生じ、避けて通ることのできない問題ですよね。
大企業であれば、これらの問題を専門に扱う部署があり、万が一トラブルになっても解決する資金があります。
しかし、小さな会社では、日々の業務に追われ、これらの問題は後回しになり、労務トラブルの原因となりますよね。
トラブルになってしまった「労」と「使」の問題を法的解決に任せることは、果たして「労」と「使」にとって幸せなのだろうか?
法的解決の前に社労士にできることはないのか?
当事務所はいつも「労」と「使」のお互いの発展と幸福を考え続けています。
そして、独立してからの10年間で、「人の深層心理」や「労」と「使」の潜在化にある問題を勉強して、当事務所では社労士を「労使の橋渡し役」と定義しました。
また当事務所が掲げるミッションをお約束する為に、お付き合いするお客様を小さな会社である従業員~30名くらいまでの会社にすることにしました。
当事務所が、小さな会社に絞ってサービスを提供している点は、他の事務所と異なるところです。
この点は、お客様に対して、とても大きなメリットがあります。
例えば、軽自動車を専門とするディーラーと高級車を専門とするディーラーとでは、車の乗り方、メンテナンス、知識等は違った能力が必要になりますよね。
これは企業経営にもまったく同じことが言えます。
大企業に必要とされる就業規則と小さな会社に必要とされる就業規則とでは、求められる内容が明らかに違ってきますよね。
また給与計算ソフトや給与の体系、アドバイス等も大企業と小さな会社では異なります。
当事務所は、社長と従業員をつなげる労使の橋渡し役!となります。
「労」と「使」をつなぐ専門家がいれば、安心して働ける職場をつくることができますよね。
職場で仲良く働きたい!職場で認められ楽しく過ごしたい!
これは、あなたがサラリーマン時代に思っていたことではないでしょうか?
こうした承認感に満たされた幸せな職場を当事務所と目指しませんか?
お客様を小さな会社にしたことにより、同じ悩みを持つ経営者が多いことに気づき、良い解決策とご提案ができるようになりました。
私が、社労士事務所を創業して以来、労務トラブルは増えるいっぽうです。
労務トラブルを軽減するには、部下との「和」、同僚との「和」、職場の「和」をつくることです。
いまがどんなに落ちこぼれでも、小さな成功体験の積み重ねと、社内の人間関係から得られる肯定感、そしてリーダーからの承認で、その人の能力は発揮されます。
労務トラブルのリスク軽減というミッションは、こうした想いがあります。
当事務所は労使の橋渡し役として、部下との「和」、同僚との「和」、職場の「和」をつくることで、労務トラブルのリスクを軽減し、毎日の仕事における幸せに貢献します。
社労士という「人」にかかわる仕事を通じて、人の成長が企業の成長となる姿を追い求めたいと思います。