入社後間もなく退職してしまう人の、本人なりの理由で多いのは「入社前に思っていたのと違った」ということ。これは「社風」が合わない、「価値観」が違うことが原因であるようです。
特に、勤務時間や残業の有り無し、休日休暇のとり方など、会社にとってはあたり前になっていることが、転職者からするとカルチャーショックになるケースが多々あります。また、営業方法などの仕事の進め方や、決裁の得方などの違いに戸惑う方も少なくありません。
そのため、面接時に応募者に対して、「前職ではどのような環境にあったのか」「勤務時間や残業」、「休日休暇」、「仕事の進め方」などを具体的に質問すると共に、ご本人がそれに対してどのように思っているのかを知ることが大切になります。
また、早期退職を防ぐには、入社後のフォローも重要です。どんなに転職時に本人の意欲が高くても、環境が「変わる」ということは、中々大変なことです。入社後1週間後、1ヵ月後位のタイミングで、採用選考した人からフォロー目的で声を掛け、早めに悩みや誤解を解消しておくことによって、早期退職を防ぐことに繋がります。
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