保護者の3割が全国転勤のある会社への就職に反対

家族の状況や勤労観の変化により、地域限定という働き方へのニーズが高まっていますが、大学生を子どもに持つ保護者の意識はどうなっているのでしょうか?

本日は、マイナビが子供を持つ保護者1,000名を対象に実施した「就職活動に対する保護者の意識調査」の結果を見てみましょう。

この調査でもっとも興味深いのが「子供が全国転勤のある会社に就職を希望した場合、賛成するか反対するか」という設問です。その結果は以下のようになっています。

■全体
賛成 15.1% 反対 29.6% どちらともいえない55.3%

■息子を持つ保護者
賛成 18.0% 反対 22.6% どちらともいえない59.4%

■娘を持つ保護者
賛成 12.2% 反対 36.6% どちらともいえない31.2%

約3割の保護者が全国転勤のある会社への就職に反対と回答しています。

中でも娘を持つ保護者では36.6%が反対としており、いわゆる「親ブロック」が起きやすい状況となっています。

学生本人も転勤を避ける意識が高まっており、激化する新卒採用環境を考えれば企業の転勤政策も再検討が必要な状況となっています。


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