RJPとは「Realistic Job Preview」の略で、入社者に職場の良い面も悪い面を詳細に伝えることで、入社後のギャップを抑える手法のことを言います。
このRJPを意図的に行っている企業の割合は77.8%と、かなり多くの企業で実施されていることが明らかになりました。
そして、その効果は以下のようになっています。
■応募数
増えた 31.8% 変わらない 57.9% 減った 10.3%
■面接数
増えた 30.9% 変わらない 58.9% 減った 10.1%
■選考途中の辞退数
増えた 19.9% 変わらない 63.7% 減った 16.4%
■入社後の定着率
増えた 33.1% 変わらない 56.9% 減った 10.0%
このように「選考途中の辞退数」は若干増加しているものの、「入社後の定着率」は33.1%で増えたと回答しており、RJPが早期離職防止に大きな効果があることが明らかになっています。
「応募数」や「面接数」も3割強で増えてとなっていることを考えれば、今後、更に積極的な職場情報の発信を行うことが望まれます。
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