インターンシップと採用の相関関係

新卒採用に苦戦している企業の声を頻繁に聞くようになっていますが、その実態はどうなのでしょうか?

マイナビが公表した「2024年卒企業新卒内定状況調査」の結果を見ていきたいと思います。

これによれば、2024年卒の新卒採用充足率(内定者数/募集人数)は前年比▲5.5ポイントの75.8%で、採用スケジュールが変更された16年卒以降、最低の水準となっています。

近年は採用活動におけるインターンシップの重要性が高まっていますが、インターンシップ実施有無別で採用充足率を見てみると、以下のように13.3ポイントもの差が付いています。

 インターンシップ実施あり 76.8%
 インターンシップ実施なし 62.5%

このようにインターンシップの実施有無で大きな充足率の差が付く時代となっていますが、70.5%の企業で新卒採用担当部門のマンパワー不足を感じると回答しています。

特に中小企業では専任の採用担当者がいないことも多く、インターンシップの実施が困難というケースも多いのが実情です。初任給の大幅上昇に加え、インターンシップによる人材の囲い込みが進み、ますます新卒採用が難しくなるのは確実でしょう。改めて自社の人材戦略の明確化が不可欠となっています。


私たち、表参道althing社労士事務所は、「人を愛し、国を愛し、仕事を愛そう!」の三愛精神を大切にしています。

※当事務所が発行する無料メルマガは、あなたの職場改革に革命をもたらすかもしれません。
興味を持った方は、ぜひ無料メルマガに登録して、2カ月間で職場を変革しましょう!
詳細はリンク先でご確認ください。
https://saitoh-jimusyo.com/team/

関連記事