副業により57.0%が仕事のやりがい・モチベーションが上昇

コロナ禍におけるリモートワークの増加などの要因から、副業兼業への関心が高まっており、その解禁をする企業も増加しています。

そうした議論を行うに当たって懸念される事項の一つのが、副業によって本業へのモチベーションが低下したり、離職の原因になるのではないかということです。

パーソルキャリアが副業をしている全国の会社員(経営者・役員含む)400名を対象に実施した「副業がもたらす仕事への意識変化に関する実態調査」の結果を見てみましょう。

 

「副業をすることで仕事のやりがいやモチベーションが上がった」と57.0%が回答。
もっとも多い理由は「新しい視点が生まれた・視野が広がった(51.3%)」。

仕事に対するモチベーションについて、副業開始前「高かった」と回答した人は29.3%。
一方で、副業開始後は50.7%が「高い」と回答し、21.4ポイント上昇。

「副業をすることが本業に良い影響を与えている」と55.1%が回答。
さらに55.5%が副業を続けた場合に「本業に対するやりがいやモチベーションが上がる」と感じている。
また転職を検討していた32.5%が、副業を開始して思い留まったと回答。

 

なお、副業による本業への影響についてのネガティブな回答としては、「悪い影響を与えている」が2.3%、「とても悪い影響を与えている」が0.8%となっており、悪影響はあまり見られないという結果が出ています。

こうしたデータも検証しながら、自社の副業に対するスタンスを検討したいところです。


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