目標をお互いにチェックしていますか?

質問40:

目標をお互いにチェックしていますか?


解説:

短期にしろ中期にしろ長期にしろ、立てた目標をできるだけ達成させるためには、2つの条件があります。1つは、必ず紙に書く事です。もう1つはコーチ役をつけることです。

会社でのコーチ役は、常識的に考えたら上司が担うべきです。むしろ1年後にチームがどうなっているか、そのために個々が何をすべきかということを把握していないとすれば、その上司はおかしいと思います。チームとしての目標はもちろん、できれば個々人の目標を書いた紙もコピーして預かり、折に触れてチェックしたりアドバイスを送ったりするぐらいの役割を果たしてもいいのではないでしょうか。

これはいわば、家庭教師と生徒の関係に近いです。志望校に合格するために、いつ模試を受けて何点を目指すか、そのために今日はどういう勉強が必要か、その工程表を生徒と共有して叱咤激励するのが、家庭教師の大きな役割です。上司一人では荷が重いなら、チーム内で相互にチェックし合うような仕組みを作ってもいいと思います。

「社会人がそこまでやらなくても」という見方もあるでしょう。確かに、面倒くさい部分もありますが、そもそも職場の仕事とは、お互いに仕事の管理し合いながら進めていくものです。誰かの作業が遅いと、周囲の人の仕事まで支障をきたす恐れがあります。その意味では、職場こそ“落ちこぼれ”を作ってはいけないのです。

参考図書:学習する組織(ピーター・M・センゲ)、人はチームで磨かれる(齋藤孝)


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