自分がチームにどういう貢献をしているか、言えますか?

質問42:

自分がチームにどういう貢献をしているか、言えますか?


解説42:

チームの一員になるには、チームに何らかの形で貢献できる人間になることが条件です。

例えば、新入社員なら消費者の目線で貢献できます。新人だからこそ、会社文化の違和感に気づけるし、それを言っても咎められることはありません。社内のしがらみや前提を知らないおかげで言えるアイデアもあるでしょう。これらは、いずれも立派な貢献です。

「正解」が明確に存在しない会社組織の仕事の場合、的外れなアイデアや意見が飛び交うことは決してマイナスではありません。それ自体は的外れだったとしても、そこからヒントを得て新しいアイデアに繋げるというプロセスもあり得ます。

新人・若手に限った話ではありませんが、大切なのは「自分はチームに貢献している」ということを意識させることです。これは、メンバーに一員としての自覚と自信を持たせるとともに、「もっと貢献するためには何ができるか」を常に考えさせるという意味もあります。場合によっては、それを口頭で言わせるという方法もあります。それによって、自分のポジションや力量を必然的に認識するようになり、成長を早めるのです。

実は、これはスポーツの指導でよく使われる手法です。今、何のためにこの練習をしているのか、チームの中でどういう役割を果たしているのか等々を言葉として言わせることで、練習やチームに対する意識が急速に高まるのです。

いま発言を自由にできる空気づくりと習慣づくりがリーダーに求められています。

参考図書:学習する組織(ピーター・M・センゲ)、人はチームで磨かれる(齋藤孝)


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