有給の取得率は上がってきています。

政府は、令和7年までに年休の取得率を70%とすることを目標として掲げています。

これに関連し、厚生労働省は「令和4年就労条件総合調査」の中で、最新の年休の取得率の状況を公表しました。

これによれば、令和3年の1年間に企業が付与した年次有給休暇日数(繰越日数を除く。)の労働者1人平均は17.6 日、このうち労働者が取得した日数は10.3日で、取得率は58.3%となりました。

 この数値は、令和3年調査56.6%から1.7ポイント増加となり、取得率は昭和59年以降過去最高を記録しています。

企業規模別に取得率をみると、1,000人以上」が63.2%、「300~999人」が57.5%、「100~299人」が55.3%、「30~99人」が53.5%となり、企業規模が大きくなるほど取得率が高くなっています。

年休の取得のしやすさは、人材の定着や就職活動における企業選びの要素の一つになるため、取得しにくい雰囲気があるような場合は、役職者が率先して年休を取得したり、斉一的付与を行うなどして取得しやすくする工夫が求められます。


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