コンビニより多い歯医者さん、でもやっぱ熱意でしょ?

歯医者さんは、コンビニよりも多いから新規開業は難しいと言われています。

確かに、一番初めの新規顧客獲得のハードルは高そうです。

しかし、私のみたところ、新規開業者のほうが有利ではないか?と思うのです。

以下、これから歯医者さんを開業したくて、お客様を大切にしたい歯医者さんのために、私の思うところをつらつらと書きます。


昔からある歯医者さん。例えば、

親が開業して子どもが2代目の街の歯医者さんとかです。

こうした歯医者さんは、親の世代にお客様がついており、かなりお客様は高齢化しています。

私の実感では、あと10年したら今のお客様は半数位になりそうなんですね。

こうした歯医者さんに新しいお客様がつけばいいのですが、ちょっと店構えが今風ではないので、若いお客さまは入りにくいかもしれません。

ここが第一ポイントです。お客様が超高齢化してますよってことです。

地方の歯医者さんなら、町の歯医者さんとしていいのですが、東京では競争激しく厳しいかもしれません。


次に、2代目の歯医者さんによくあることですが、経営状態がカツカツなのに、どういう分けか、すでに引退しており何もしていない両親にも報酬を支払っているケースが多いですね。

それなのに、スタッフの給与や残業代をしぶったり、うやむやにすることがよくあります。

当然、モメゴトがあとを絶ちません。

儲かっており、スタッフにも満足いくお給料払ってれば、誰も何も言いませんが・・・。

歯医者さんのスタッフは、衛生士さんや助手さんは女性の方が多いので、産休、育休も多くなりますが、育休後に職場復帰させてもらえなくて、解雇同然の扱いをされることも多いようです。

この辺りの微妙な問題は、最近の若くして開業する先生は、上手くやっていることが多いですね。

まず両親に払う報酬とかないので、その分優秀なスタッフを雇っています。

当然、お客様への態度、対応もいいですから、お客様はリピートします。

新規開業者と2代目の大きな違いは、志でしょうか?

私は、以前2代目の歯医者さんに、直接こう聞いたことがあります。

斉藤:「将来、どんな歯医者にしたいの?」

歯医者:「特にないです!街の歯医者なんで!」

斉藤:「会社良くする気あります??」

一方、若くして歯医者さんを開業した方にもお聞きしたことがあります。

そしたら、目をキラキラさせて「こういう歯医者を目指している!」ってハッキリと言いました。

その歯医者、うまくいっています。経営力も素晴らしいものがあります。

私は、こうした熱意ある新規開業者の方をサポートしたいと思っています。

きっと、みんなもそうだと思います。

コンビニよりも多いから開業してもダメと思っちゃうならダメなんですね。

新規開業者も2代目の方も

こんな歯医者さんにしたいんだ!

っていう熱意から、全ては始まるものだと思います。

また熱意からマーケティングを考えないと一時的な人集めで終わってしまいます。

これは歯医者さんに限ったことではないですでどね。

 


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