質問38:
問題に優先順位をつけていますか?
解説:
大きなビジョンを掲げるのはいいとしても、それだけでチームは動きません。現実に即した目標と、その実現に向けた具体的な工程表がかかせません。しかし、その部分がうまく整理されていないケースが多いのも事実です。その際たる例が、優先順位の希薄さです。
優先順位はチームで共有しなければ意味がありません。例えば会議等で集まったとき、今やるべきこと、話し合うべきことをその都度確認する必要があります。往々にして、限られた時間の大半を瑣末(さまつ)な問題の議論に割いてしまうことがあるからです。
確かに、大きな問題で時間を割かれるぐらいなら、先に小さな問題を解決しておこうというのも一つの考え方です。しかし実は大きな問題も、たいていは小さな問題に解体できます。言い換えるなら、いくつかの問題が複雑に絡み合っているからこそ、大きな問題になっているのです。だからそのままの状態では、いくら議論しても解決策を見出すことは難しいのです。
今、何を決めるべきか、どこから処置できるのかという観点で考えると、問題を解体しやすくなります。複雑に絡み合った問題のなかで、最重要事項から片付ける手もあるが、とりあえず対処しやすい部分から最低限抑えるという判断もあり得ます。いずれにせよ、問題自体の解体作業を通じ、個々の問題を取り出して序列化すること自体が、大きな問題の対処法になります。
ちなみに優先順位や問題の解体作業を行う訓練になる当事務所の講座があります。
成功脳習慣ノートという講座です。
参考図書:学習する組織(ピーター・M・センゲ)、人はチームで磨かれる(齋藤孝)
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